25 June 2013

前回の続きです。

検索すればすぐ出てくるような内容ですが、いちいち調べ直すのも面倒なので、メモしてあります。

PAGER を lessに

PAGER をデフォルトの more から less に設定します。

bash系: ~/.profile

export PAGER=less

C shell系: ~/.cshrc または ~/.login

setenv PAGER less

とする。 (個人的には、環境変数は ~/.cshrc よりも ~/.login に書く方がよいと思っているが。。)

sudo できるようにする

Ubuntu に慣れていると、sudo できないと面倒に感じることがあります。

# pkg_add -r sudo

でインストールする。

# visudo

を実行して、

# %wheel ALL=(ALL) ALL

となっている部分のコメントを外す。

設定ファイルはなぜか /etc/sudoers ではなく、 /usr/local/etc/sudoers にある。

ここから先は、一般ユーザーでログインしなおして、必要な時のみ、sudo で (もしくは su で rootに変身して)実行することにする。

NFS サーバー 設定

sysinstall で Configure -> Networking -> NFS Server 途中で、 /etc/exports を設定してください、とエディタが開くので設定を書く。 /etc/exports の書き方はコメント欄 (または man exports)を見ればわかる。

/etc/rc.conf に以下が追加されるはず。

nfs_server_enable="YES"
rpcbind_enable="YES"

/etc/exports を設定せずに ZFS の機能でやる方法もある。 例えば、 /homeディレクトリ以下を 192.168.xx.yy と 192.168.zz.ww へ公開する場合

# zfs set sharenfs="192.168.xx.yy 192.168.zz.ww" rpool/root/home

のようにする。 /etc/hosts に記載したホスト名で指定はできなさそう。 あと -network 192.168.11.0 -mask 255.255.255.0 みたいな書き方もできなさそうだし。 /etc/exports で設定したほうがよさそう。。

NAT経由のクライアントからマウントできるようにするには、 /etc/rc.conf

mountd_flags="-n"

を書いておく。

Auto Mount

次は、NFS クライアントとしての設定。 /net/ 以下にアクセスしたときに、自動で mount し、しばらくアクセスしないと自動で umount して欲しい。

Linux では autofs だったが、FreeBSD では AMD (auto mount daemon) というデーモンがあるらしい。

sysinstall して Configure -> Networking -> AMD にチェックを入れる。 AMD Flags はよくわからんが、デフォルトのままで使えた。

/etc/rc.conf に以下が追加されるはず。

amd_enable="YES"

これでサーバー FOO が BAR というディレクトリで公開している場合、 /net/FOO/BAR にアクセスすると自動的にマウントしてくれるようになった。

Linux のバイナリを実行可能にする

/etc/rc.conf

linux_enable="YES"

を追加。

# pkg_add -r linux_base

でインストール。

proc file system

/etc/fstab に以下を追加

proc     /proc    procfs  rw    0    0

ssh X port Forward

/etc/ssh/sshd_config

X11Forwarding yes

を有効にしてみるも、動かず。

後述の xorg をインストールしたときに、 DISPLAY 環境変数がセットされて、動くようになった。

よくわかりませんが、とりあえず動くようになりました。

X の設定

# pkg_add -r xorg

でインストール。

/etc/rc.conf に

hald_enable="YES"
dbus_enable="YES"

を追加する。

$ startx

で起動する。 twm というWindow Manager が動く。

gnome

# pkg_add -r

でインストール。

/etc/rc.conf

gnome_enable="YES"

を追加する。(gnome関連デーモン起動)

システム起動時に gdm を起動させる場合は、

/etc/rc.conf

gdm_enable="YES"

を追加。

startx で起動させる場合は

$ echo "/usr/local/bin/gnome-session" > ~/.xinitrc
$ startx

pkgng

pkg_* の代替ツール。 apt や yum みたいなもの。個人的には、必ずしも導入しなくてもよいと思う。

一応、FreeBSD pkg_*システム捨てるのはいつ?今でしょ! を参考に使ってみた。

最初に

# pkg

とやるとセットアップしてくれる。

/etc/make.conf に以下を追加。

WITH_PKGNG= yes

すでに pkg_* を使っていた場合は pkg2ng でデータベースを移行。

現時点では、リポジトリがすっからかん(サーバーに侵入されたらしい)なので

/usr/local/etc/pkg.conf を開き、

packagesite: http://pkgbeta.FreeBSD.org/freebsd:9:x86:64/latest

をコメントアウトし、

packagesite: http://ftp.jaist.ac.jp/pub/PC-BSD/packages/9.1-RELEASE/amd64

を追加。

あとは、 pkg install PACKAGE_NAME ... でインストールしていく。

pkg install emacs

とすると、Conflict found on path というエラーメッセージが大量に出てびっくりした。

pkg install emacs は複数のバージョンの emacs を一度にインストールしようとするらしく、 pkg install emacs-24.3,3 みたいにバージョンまで入力しないといけないらしい。

apt や yum に比べると、このあたりは洗練されていない気がするなぁ。



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