Intel RST 設定画面の入り方
前回、Linux ハードディスク 障害に書いたのですが、ハードディスクが危うい状態になったので、 RAID で新しく1台組んでみることにしました。
- MB : ASUS 「P8Z77-V PRO」
- SSD : Intel 「330 Series SSDSC2CT240A3K5」 を 4台
上記を選んだのは、現時点で 価格.com の人気ランキングで上位だったから。 とりあえず人気のものを使っておけば、何かトラブルが起きても情報が豊富だろうという、発想です。
にもかかわらず、RAIDの設定画面に入るまでにかな~り苦労してしまったので、メモっておきます。
ASUS 「P8Z77-V PRO」 には、SATAのポートが8個あるが、チップセットに繋がっているのは、下の6個のようなので、SSD はこちらに接続します。
グレー(白に見える)のコネクタに2台、ブルー(水色に見える)のコネクタに2台つなぎました。 ネイビーにつないではダメのようです。
続いて、BIOSに入り、 [Advanced Mode] → [Advanced] → [SATA Configuration] → [SATA Mode Selection] とたどって RAID を選択。
後はデフォルトでよいはず。 (S.M.A.M.T. Status Check = Enabled, Hot Plug = Disabled でよい)
BIOSを抜けて、POST (Power On Self Test) 時に 「Ctrl + I」 で 「Intel Rapid Storage Technology Option ROMユーティリティ」画面に入れ、とマニュアルに書いてあるのですが、これがさっぱり入れない。
散々悩んだ挙句に、入り方がわかった。 以下の2点に気をつけないとダメだった。とくに 2. が盲点だった。
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PS/2 キーボードを使う。
BIOS は PS/2でもUSBキーボードでも、DELキーを押せば入れます。 ところが、 「Ctrl + I」 は USBキーボードではダメで、PS/2キーボードを使わないとダメでした。 BIOSの中に、[Boot] → [USB Support] という項目があったので Full Initial にしてみましたが、やっぱり USBキーボードでは無理でした。 しかし、最近は PS/2 キーボードもめずらしくなってきているな。
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Ctrl と I を「同時に」押す
最初、 Ctrl キーを押しながら I を連打していたが、これではダメのようだ。 Ctrl と I を「同時に」押す、というのが重要のようだ。 ASUS ロゴとともに 「Please press DEL to enter UEFI BIOS setting」というメッセージが表示されているときに、Ctrl と I を同時にポンポンと押せばよい。
無事、IRST Option ROMユーティリティに入れたので、 「1. Create RAID Volume」を選び、 RAID5を選択しました。 引き続いて、OS (Linux) をインストールしていきますが、続きは次回。
p.S.
ちなみに、Windowsからでも、RAID ARRAY の作成はできるらしい。 (Windows にあまり興味がないので、未確認ですが。。) いずれにせよ、自分は Linux しかインストールしませんので、IRST Option ROM ユーティリティから、RAID 設定をするしかありません。
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